HUAWEI E5383(mineo)を実際に使ってみた体験談

現在使用しているルーター

現在使用しているモバイルルーターはSIMフリーの「HUAWEI E5383」です。
端末価格としては定価が21,578円です。
私が買った当時は値引きされており17,700円でした。最近では更に値引きが進み、Amazonでは12,500円で値が付いていたケースもあります。

回線は格安SIMのmineoでプランDの5GBを契約して使っています。
5GBでの月額料金は1,706円です。
3大キャリアと比較して計算するとするなら、端末代は月当たり734円(17,700円÷24)なので実質的な月額は2,440円となります。
3大キャリアでのルーター契約は4,000円前後というケースが多いので、割安である点はやはり魅力的と言えます。

ルーターの使用状況

現在日常的に使用しているモバイル機器は

  • 通話用のガラケー
  • スマートフォン
  • iPad(Wi-Fiモデル)
  • Macbook

を使用しております。

スマートフォンは別途通話可能な格安SIM(通話付3GB 1,512円)を契約しています。
仕事のプレゼンで使うのと、LINEなどでのやり取り、通話用のガラケーに何かあった際の緊急用です。
ルーターは主に出先でのiPad,Macbookの接続に使用しています。
自宅に光回線を引いているので、大容量のファイルのやり取りは自宅でするようにしています。

ルーターの購入に至った経緯

独立を機に仕事で国内外の移動が増えだしたのがきっかけでした。
それまではauでスマートフォンとiPadの契約をしていました。
通話定額でないことや、それぞれで7GBのデータ容量がありましたが、高速通信を使い切らないという事もあり、月々の料金がかなり割高になっていました。

また、Macbookなどもテザリングで当初対応を考えていましたが、テザリングの欠点としては電池の消費が激しい部分です。
Wi-Fi付きのカフェなどがある場合は良いですが、一日中外で作業している場合、テザリングしている端末の電池が持たず、連絡も取れなくなってしまうという状況に何度か陥りました。

そこで、2年縛り満期まではまだ期間がありましたが、違約金を払った方が安く済む形になったので、思い切ってルーターと格安SIMに移行しました。

ルーターを選んだ基準


出先で作業する事が多い私としては、選択基準は対応周波数、携行性、そして駆動時間の3つです。
最後まで比較候補に残ったのは「Aterm MR04LN」です。

対応周波数の部分ですが、3つのポイントがありました。

  1. 海外で使えるか
  2. プラチナバンドに対応しているか
  3. キャリアアグリゲーションに対応しているか。

1は海外に行く機会もちょくちょくあるため、ルーターをそのまま活用したいと思っていました。
2は田舎の方に行く事もあり、山間部に強いプラチナバンドに対応しているかどうかは重要です。
3は通信速度の問題です。
現在のLTEでの最高速度は300Mbpsです。そのスピードを最大限発揮できるか、端末の性能にかかっています。
3つのポイントはどちらの端末もクリアしています。

携行性は大差が無いため、好みが出る部分だと思います。
E5383の方が全体的に小ぶりですが、MR04LNの方が薄く軽いです。

・MR04LN
大きさ:高さ63×幅111×薄さ11mm
重さ:111g

・E5383
大きさ:高さ58×幅95×薄さ16.4mm
重さ:120g


名刺と同程度の大きさです。

一番のポイントになったのが駆動時間です。
出先での作業が多いため、バッテリーの持ちは最重要ポイントです。
連続通信時間はそれぞれ下記のようになってます。

  • MR04LN:12時間
  • E5383:13時間

ここが決め手となり、E5383を購入しました。
(補足ですが、最新のMR04LNの後継機「MR05LN」は14時間持ちます。
今から買う方はこちらを検討してみるのも良いかもしれません。)

回線を選んだ基準

参考;http://mineo.jp/

参考;http://mineo.jp/

mineoを選んだ基準としては安定して速度が出ている点でした。
「格安SIM 速度」など調べると色々な情報が出てくるかと思います。
格安SIMは事業者によって速度の安定感がピンキリです。

判断するに当たって重要なのが、単月での速度というよりも3ヶ月ぐらいの期間を加味して検討することが重要だと考えています。
これは新規加入者に事業者側が対応できているかどうかの判断基準になります。

MVNOは日々加入者が増えてきているそうです。
そして、加入者が増えるほど回線は混雑していくので、速度が出にくくなります。
これにしっかりと対応できている会社は安定して速度が出ています。
この点である程度安定していたのが、mineoを選んだ理由の一つです。

もう一つ、mineoの特徴としては「フリータンク」という独自のサービスがあります。
以前からモバイル端末の総通信量としては5GBを超えるか超えないか程度でした。
このサービスは1GBの高速通信が無料で追加できるので、5GBの契約ですが実質6GBの高速通信ができます。
使い切らなかったパケットは繰り越しもあるので、仕事で頻繁にルーターを使う身としては、このサービスは非常に面白いというのが決めてでした。

使い始めるに当たって

まず基本的にこの端末はタッチ操作で行います。
そしてSIMフリールーターという事もあって、端末の設定が必要です。
下記のMVNOは設定がプリセット済みなので、SIMを挿せばすぐに使用可能です。

  • 楽天モバイル 通話SIM
  • BIGLOBE LTE・3G
  • DMM mobile
  • So-net
  • U-mobile
  • IIJmio
  • OCN モバイル ONE
  • nifty
  • mopera U
  • hi-ho

今回のmineoのように無い場合は別途設定が必要です。
設定などに慣れてる人はそこまで苦でも無いと思いますが、端末単体で設定できないのは少し面倒な部分ではあります。

手順としては

1、ルーターと端末を繋ぐ
2、「http://www.huaweimobilewifi.com」にアクセス
3、「設定」→「プロバイダ設定」→「新規プロファイル」→設定を入力

という流れです。

設定が面倒だという方は、プリセット済みのSIMからMVNO事業者を選びましょう。

また、ルーターを持つ上で付き纏う欠点としては荷物が増える事です。
私はもともと持ち運ぶものが多かったので、さほど影響を感じてません。
充電の管理や、忘れないように毎日チェックしたりするのは以外に手間なので、追加でルーターを持つことを考えてる方はその辺りは注意してください。

実際に使ってみての感想

今までスマホやタブレットをキャリアで使っていた時と違って、ルーターを使っていて違いを感じる部分がいくつかあります。

まず、圧倒的に電波の掴みが良いです。
カバーしているエリア内とは言え、奥まったビルの中や郊外、山間部など、スマホの時は繋がりにくい事が多々ありました。

今でもプロバイダは別ですが、docomo系列のMVNOを挿してスマホを使っているので、明らかに違うのが分かります。
ルーターとスマホでは用途が異なるので仕方ないとは思いますが、外で仕事をする方にとってはこれは特筆すべき点だと思います。

また、それぞれの端末とルーター間の接続ですが、人が多数集まる場所などでは混線しやすい時があります。
このルーターは通常使われる2.4GHzに加え、5GHzの周波数帯も選択できます。
5GHzは混線に強いので、そういった環境にも適応できるのは強みと言えます。

次に、ルーター選びの基準として重点を置いていた「バッテリーの持ち時間」ですが、これは非常に満足できる結果です。
スマホ・タブレットのテザリングは消耗が凄まじいので、一日中繋ぎっぱなしというのは難しいでしょう。
このルーターは前評判通りバッテリー持ちはかなり良いです。

移動する頻度や距離など、使用条件によって駆動時間は異なるとは思いますが、基本的に日常的に使用している中でバッテリー切れという状況に遭遇したことがありません。
実感としては10時間程度なら問題なく持っています。
新幹線の移動が日に数回あった時は普段よりも持ちが悪かったですが、これはかなりイレギュラーなケースだと思います。
バッテリーの持ちという点では非常に満足しています。

最後に、地味に便利だなと思ったのが、「アクセスポイント機能」です。
公衆無線LANの中継をこの端末で行えるようになるのですが、意外に優秀です。
先ほどスマホと比べて電波の掴みが良いという話をしましたが、無線LANでも同様の事が言えました。

ホテルのWi-Fiが使える時は、なるべくそちらを活用するようにしているのですが、部屋によっては電波の入りが悪いケースがあり、スマホ単体で通信した時には安定しなかったという事がありました。
そこでこの機能を活用してみましたが、無線LANの掴みもスマホよりルーターの方が良く、こちらを経由して接続したら安定して接続することができるようになりました。
これもまた、ルーターならではのメリットだと思います。

通信速度について

通信速度に関しては、どうしてもMVNO側の影響を受けます。
格安SIMと聞くと「速度が出ないのでは?」とか「繋がりにくいのでは?」と思われる方も多いのではないでしょうか?
そういった面はあると言えばあります。
日中などアクセス過多の時間帯は速度が出にくい状況になります。
しかし、実測値を見ると分かりやすいですが、そういった特殊な時間帯以外は通信速度はしっかりしていますし、接続自体は安定しています。

計測サイト
https://fast.com/ja/

・ルーターの実測値(mineo)

・自宅の光回線(@nifty コミュファ光)

また、基本的に出先での作業は常時ルーターに接続して行っていますが、通信制限は未だにかかったことがないです。
大容量のファイルのやり取り(端末のアップデートなど)は自宅の光回線を、出先での仕事のやり取りはルーターを、という形で使い分けを適切に行えば、その辺りはさほど問題ないと思います。
(※補足ですが、個人的に使い分けてるだけなので、格安SIMで大容量のファイルのやり取りができないという訳ではありません。)

デメリットについて

これまでは良い点、という物を上げてきましたが、デメリットもあります。

先述した通り、持ち歩く端末が増えるので充電や出かける前などのチェックが手間になります。
そして一つ一つはそう大した重さではありませんが、全てを持ち歩くとなると地味に重さを感じます。

また、iPhoneユーザーの方などは旅行などの際にルーターを充電するに当たって、別途microUSBのケーブルと充電器を持ち歩く形になります。(付属品があるので購入は不要です。)
また更に通話用でガラケーを追加する方はガラケー用の充電機器も必要になります。

余分にお金がかかりますが、私はいくつも充電器を持ち歩くのが手間なので「anker Power Port5」というUSB急速充電器を購入しました。これ一個とケーブルだけで全ての端末に充電が対応できるので今の状況ではとても重宝しています。
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ルーターを購入すると持ち歩くものが増えるのは間違いないので、そこはデメリットと言えます。

そしてSIMフリー端末や格安SIMの場合、サポートが受けづらいのが欠点です。
キャリアとの契約であれば、トラブルの時はショップに行けばなんとかしてくれます。

しかし今回のような場合はトラブルが起こった時に、端末と回線のどちらの問題なのか、自分で見極めた上でメーカーやMVNO事業者に相談するなど、多少の知識が必要になります。
最近では店頭対応するMVNOも増えてきましたが、キャリアに比べたらまだまだ弱いです。
手厚いサポートを望むのであれば、3大キャリアが無難でしょう。

まとめ

メリット・デメリットありますが、総合的に考えて今の環境には非常に満足しています。
しかし、ルーターと格安SIMの運用に当たって重要だと思うのが、定期的に通信量などの見直しをすることだと思っています。

MVNOの魅力は柔軟な対応ができる点と言えます。
2年縛りなどがないため、仕事に応じて適切な通信量に切り替えることや、安定した速度を出し続ける事業者を選ぶ事ができます。
端末も同様に、通信技術や端末の高性能化は今後も進んでいくと思います。
そのような中で新しいからOK、ではなく自分にとって必要な機能かどうか、見極める事が重要でしょう。
快適な環境を維持するためにも、定期的に自分の環境の見直しをする事がポイントと私は考えています。

あくまで、上記の内容は私個人の見解になります。
少しでも皆さんの役に立てば幸いです。

※個人の感想です。

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