Pocket WiFi AtermMR03LN(OCN)を実際に使ってみた体験談

使用しているモバイルルーターの基本情報

a

現在使用しているのはAtermのモバイルルーター「MR03LN」です。
この機器ですが、契約しているOCNからレンタルされたものであり、毎月レンタル料を支払っています。

契約プランと料金は以下の通りです。

  • 契約プラン名:OCNモバイルONE 3.0GB/1ヶ月あたりプラン
  • 契約形態:データ通信専用SIM+モバイルルーターレンタル
  • 通信速度制限:速度制限なしの通信(最大262.5Mbps)可能
  • 契約期間:2015年8月~(継続中
  • 料金:OCNモバイル基本料    1,100円、ユニバーサルサービス料3円、ルーターレンタル料934円
  • 割引サービス:自宅の光ネット回線のプロバイダがOCNであるため、複数契約割引が適用され、合計金額から毎月200円割引されています。

従って、毎月の通信料合計は税込み1,983円となります。

なお、データ量のあまりは翌月まで繰り越せることや、月の容量をオーバーしても低速通信(200kbps)可能である点は魅力だと思います。
また、契約プランは月ごとに見直しができるため、あらかじめ通信量が増えそうな時期には10GB/1か月プラン(2,300円)に変更することも可能です。

主な利用シーン

フリーランスで仕事をしているので、外出先でノートパソコンを使用して仕事をする際に使用することがほとんどです。
使用場所は、喫茶店やレストランといった飲食店舗や、打ち合わせで訪問した取引先オフィス、公園、移動中の電車の中などであり、ノートパソコン以外の接続には使用しておりません。

また、喫茶店などでは無料のwifiを利用できる店舗もありますが、セキュリティの関係上あまり利用することはなく、ほとんどモバイルルーターを使用してインターネットへ接続しています。

ネット接続の目的

参考:www.chatwork.com/ja/

参考:www.chatwork.com/ja/

仕事における連絡および情報共有を目的として、チャットワークやgoogleドライブ、ONEドライブ、DROPBOX、gyazo、Brabio!などへアクセスすることがメインの用途です。
テキストでのやり取りだけでなく、数百Mのファイルをダウンロードしたり、デジタル一眼で撮影した画像をアップロードしたりすることもあります。

なお、自宅のネット環境はフレッツ光+プロバイダOCNを利用しており、wifiルータを常設しているため自宅からのアクセスはモバイルルーターではなく光回線経由で行っています。

OCNを選んだ理由

現在契約しているOCNモバイルONE+モバイルルーターMR03LNを選んだ理由ですが、以下のようなメリットがあったという点が挙げられます。

1、自宅回線とセットで割引になる

自宅で使用しているフレッツ光回線のプロバイダがOCNであり、同じOCNで契約すると割引サービスが適用されるという金銭的メリットが最も大きな理由です。

2、単純に安い

価格の安いMVNOをいろいろ比較検討したのですが、当時もっとも安かったDMMモバイルのプランと比較しても1を考慮するとOCNの方が安くなるため、あまり迷わずOCNに決めたという経緯があります。

3、docomoに嫌気がさしていた

スマートフォンはNTTdocomoで契約しており、1回線プラスしてdocomoのデータ通信専用プラン+ルーター購入も比較検討の対象としました。
しかし、15年以上長期契約しているにも関わらずあまりメリットのないdocomoとの契約、そして家族を重視し単身者を軽視する料金プランなどを考慮し、docomoとの契約をこれ以上増やしたくないと考えたのもOCNを選んだ理由の一つです。

4、docomoのLTE網が使える

とは言うものの、docomoの通信エリアの広さは魅力です。docomoの通信ネットワークを利用したMVNOとしてOCNを候補に挙げたのはそういう理由からです。

余談ですが、その後スマートフォンもOCNにMNPしました。
従って現在は自宅プロバイダ、モバイルルーター、スマートフォンすべてOCNです。
フレッツ光の利用料+プロバイダ料+モバイルルーター+スマートフォン(通話料含む)すべてあわせても、1か月の通信費は10,000円を少し超えるくらいに収まっています。

モバイルルーターの使用感


このAterm「MR03LN」ですが、使い勝手に少し難があります。いくつか不便を感じる点や不満点などをピックアップしてみました。

1、電源ONがわかりにくい

機器の電源を入れるには、機器の右サイド上部にある電源ボタンを長押しする必要があります。スイッチが特に出張ってはいないので、爪を立てるようにしてスイッチを押し込む必要があります。
長押しして指を離しても、約5秒間程度画面には何も表示されません。
5秒後くらいにようやくAtermのロゴが出現するといった感じです、電源ランプもなく、音もしないのです。
従って、ちゃんと電源が入ったのかを確認するには画面をずっと注視しているしかなく、利便性という点でマイナスです。

2、電源コードが差し込みにくい

このMR03LNには本体左側に充電用の電源コードを差し込む口があります。個体差があるかもしれませんが、私の持っている機器はこの口の作りが甘く、スムーズに差し込むことができません。
少し斜めに強く押し込まなければならないため、この点は改善を求めたいと思います。

3、画面インターフェースがかなり古い

旧式の機器という点を差し引いても、この画面インターフェースは使い勝手が悪すぎます。タッチ式ですが画面スクロールができず、操作感は銀行のATM画面みたいです。
画面スクロールは画面右に表示される上下ボタンをタッチするという方式であり、特に設定画面などで目当ての項目を探すのに苦労します。
また、電源のOFFもホーム画面に戻らないとできない(電源ボタンを押してもホーム画面以外では反応しない)点もマイナスとして挙げられます。

ノートパソコンとの接続は簡単

ノートパソコンとの接続に関しては、特に問題なくスムーズに行うことができます。初回のみSSIDを入力する必要がありますが、以降は自動認識してくれるため両方の電源を入れるだけで問題なく接続できます。
また、モバイルルーターとノートパソコンの距離ですが、5メートル程度離れていても問題なく通信可能です。
外出先で使用するため、これ以上距離が離れることはあまりなく、日常的に使用する分には特に問題ないと言えるでしょう。

なお、利用が長時間になると本体がかなり熱を持ちます。強制シャットダウンはまだ経験ありませんが、あまりに熱すぎて手に持った時に驚いたことはあります。
ケースに入れっぱなしで使用するといった時には注意が必要かもしれません。

移動中のハンドオーバーもほとんど問題なし

イメージ

イメージ

次に移動中のアクセス状態についてですが、仕事柄取引先向かうために新幹線を利用することも多く、走行中の新幹線の車内で使用する場面もあります。
九州新幹線には車内無料wifiサービスが無いため、必然的にすべての通信をこのモバイルルーターが担うことになりますが、高速で走行する車内でのインターネットアクセスも特に問題なく利用可能です。
パケット詰まりを感じることもあまりなく、通信速度さえ我慢すれば(後述)大丈夫です。

しかし、実際問題として、九州新幹線はトンネルが多く、トンネルを通過している間は切断されるため、車内で仕事するには九州新幹線自体があまり向いてないと言えるでしょう。
ただし、ビジネス用途であるため、ストリーミング動画を見るといった使い方をしていないので寸断に気が付かないだけかもしれません。

最も不満なのが通信速度の遅さ

料金やつながりやすさといった点ではあまり不満のないこのモバイルルーターですが、最大の不満は通信速度の遅さにあります。
福岡と言う土地柄、地元にもモバイルワーカーは相当数おり、また出張サラリーマンがモバイルルーターを使用して仕事をするといったケースも多いに考えられます。
そこで今回、地元ビジネスマン及び出張ビジネスマンが多く利用しそうな場所と時間帯を選んで実際の通信速度を計測してみました。

以下、計測場所と時間、及び選定理由を記します。

No 計測スポット 時間 選定理由
天神中央郵便局前 14:00 オフィス街でありビジネスタイムであるため
天神地下街 16:00 ビジネスマンや買い物客で混雑する時間帯
博多駅構内 17:00 ビジネスマンや買い物客で混雑する時間帯
市営地下鉄博多駅 17:30 帰宅ラッシュが始まる時間帯
福岡空港出発ロビー 20:00 出張ビジネスマンが帰りの飛行機に乗る時間帯

(調査日はいずれも平日)

結果を先に書くと怒られそうですが、測定してみてその数値に唖然としてしまいました。
まさかここまでとは・・・という状態です。
以下、1のスポットから順に見ていきましょう。

1、天神中央郵便局前 14:00

参考:https://fast.com/ja/

参考:https://fast.com/ja/

遅いと言えば遅いですが、ビジネス用途ではあまり気にならない速度だと思います。

2、天神地下街 16:00

少し混雑してきたかなって程度です。メールの送受信程度であれば問題ないですね。

3、博多駅構内 17:00
h

偶然にも先程の2と同じ数値です。
場所を変えてもこの時間はこの程度が限界なのでしょうか。Web閲覧なども少し遅いかなといった感じです。

ちなみに、ほぼ同時刻、博多駅近くにあるスターバックスで店内の無料wifiを使用して接続した結果がこちらです。
ほぼ10倍の速さですね。こちらはサクサク快適でした。
i

4、市営地下鉄博多駅 17:30


ちょっと深刻なレベルですね。ラッシュが始まってスマホを使用している人数が増えているのが原因でしょうか。
かなり遅いと感じます。
メールの送受信を行う程度が精一杯かなという感じですね。ブラウジングはストレスが溜まります。

5、福岡空港出発ロビー 20:00

もはや目を疑うレベルです。
出張から帰るビジネスマンで混雑するこの時間帯、飛行機に乗るまでに時間にちょっとノートパソコン開いて仕事の確認を・・・というビジネスマンも多いと思いますが、これでは話になりません。


信じられない人もいると思いますので、一応証拠写真も貼っておきます。
なお、複数回計測してもこの数値を大きく上回ることはありませんでした。

以下、今回の計測結果をグラフ化してみました。

速度が遅いことをある程度自覚はしていたのですが、まさかこれほどまでとは・・・と思わせる結果となりました。

OCNモバイルONE AtermMR03LNのメリット&デメリット

ビジネスユースで情報共有ツールやメールの送受信といった使い方しか想定しないのであれば、この「OCNモバイルONE AtermMR03LN」はメリットの方が大きいと思います。
利用料の安さも去ることながら、通信エリアの広さや持ち運びの手軽さ等もあり、あらゆる場所で仕事ができるモバイルルーターです。

しかし、それ以上の使い方をするユーザーであれば、通信速度が大きなネックとなるでしょう。
ゲームやストリーミングにはとてもじゃないけど使える速度ではありません。3大キャリアのモバイルルーターの方が、多少高くても安定した速度を出せると思います。

ルーターレンタル料含めて月額1,900円強の出費でこのパフォーマンス、私の個人的な使い方ではメリットのほうが大きいので使い続けますが、人によっては安物買いの銭失いとなる可能性もあるということはお分かりいただけたかと思います。
個人的な意見ですが、コストパフォーマンスが高いため速度の遅さを理由に手放す気持ちにはなりません。今のところ。

※個人の感想です。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ